時代に翻弄されるエンジニアのブログ

ゲームプログラマをやっています。仕事やゲームや趣味に関してつらつら書きたいと思います。

会社に入って初めて気づく、一日8時間も仕事ができないこと

こんにちは

最近、ゲームのリリース作業などで重度の残業して、ちょっと思ったことを書きたいと思います。

新卒の方で、なんか残業が多いなと思う方はぜひ読んで下さい。

一日の仕事は8時間?

毎日9時に出社して、17時に帰るとします。そうすると一日の作業時間は8時間となります。通常では、この時間間隔で業務の作業時間を見積もってタスクを決めて行きます。

しかし、このように決めたタスクが果たして、時間通りに実行できるでしょうか?いろいろな原因が有ると思いますが、時間の観点からすると不可能です。

実際の作業時間は半分?

以下の図を見てください。これは、僕の一日の平均的な予定と、理想のスケジュール、そして実際のスケジュールとなります。

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理想のスケジュールでは、17時に仕事が終わっていても、実際は朝会や会議などでかなりの時間が取られてしまいます。

とくに複数の案件を抱えている場合は会議だけで仕事が終わる場合もあります。

実際に定時までで終わると、作業時間は実際の半分の4時間ほどしか残っていません。

それじゃ定時に帰れないの?


帰る方法はあります。それは、予定を組む方法を変えることです。例えば、一日4時間しか働けないのであれば、4時間のスケジュールを立てることです。

仕事のスケジュールを決めるのは、仕事の仕方や予定を組む人が違うのであれば難しいかもしれません。しかし、自分で工数を決めることができる場合はできればそうしてほしいです。

それじゃ仕事が終わらないじゃんと思うかもしれません。

そんなことはありません。ただでさえ、今は残業を前提としたスケジュールを組んでいます。

残業をできない日もあるかもしれません。「残業がきつかったので、仕事ができませんでした。」そんな言い訳は誰も聞いてくれませんし、そんな不安定な仕事を誰も望んでいません。

できない時はできない。それこそが責任のある仕事管理だと思います。