こんにちは、悩みはありますか?僕はよく悩んでいます。
悩んでいるのは考えているのと違い、考える方向性を見失っている状態のことを言います。
近年、IT起業を中心に、その悩みに対してコーチングというものが流行っています。
コーチングは 1 on 1などの形で実施されることが多く、基本的には相手の行動を整理して主体的に物事に取り組む手助けをするものと思っています。
ただ、このコーチングはいろいろな解釈があるため、意見の押しつけのような間違った方法を実施してしまうこともあります。
今日はそのコーチングについて自分の意見を書いていきたいと思います。
コーチングとは?
コーチングは相手の話を聞いて、相手に気づきを促すための手法です。そのためには、相手の話を導いてあげる必要があります。
相手の話を導くと言ってもゴールはありません。ゴールに導くのではなく、相手の話を聞いて合理的な終点に導くことが必要なのです。
なんのためにやるの?
なんのためにやるのか、それは主体性を持って取り組むためだと思っています。
主体性は自分から何かを行おうと思ったときに起こるもので、人に言われたことから起こることは少ないです。まれに自分の方向性を相手の方向性にしてしまうようなカリスマ性を持っている人がいますが、なかなか普通の人にできることではありません。主体性は自分から何かを行うことで芽生えるため、基本的に喋ってもらうことが大切で、それに対して否定をしてはいけません。
コーチングの間違い
コーチングをするときには相手の意見を否定してはいけません。
否定をするということは、その行動はやってはいけない行動であると言っているようなもので、そこには話す人の意志が介在するものになります。それは主体性を育むものではないと思っています。
否定してはいけないというのは、言葉で言うのは簡単ですが実際はとても難しいです。相手の悩みを聞いたとき、人は今までの経験から自分なりの解決策を考えます。その解決策とそれることがあれば、それに対して自分の解決策への修正を図ろうとします。これが否定と言った形で現れます。
否定をしないためには
自分なりの解決策があるから否定してしまいます。ということは解決策を持たないことが大切だと思います。
相手の話を聞いて、話を広げるような形で会話を発展させる。そして収束するときに、それが、本来達成しようとした悩みを解決してくれるのか?その点に対して意識するのです。
そうすることで、自分の意見に対するエゴが消え、否定することがなくなります。このときに出てくるのは、否定ではなく、疑問です。
まとめ
いままでなら、命令することで相手にその行動させることができるかもしれません。
しかし、昨今の変化する社会のなかで、多様性に対処していくためにコーチングが生まれたと思います。
いろいろな意見の中に正解はありませんが、一番いい方向を考えていくことが大切なのかなと思います。