こんにちは、アニメって面白いですよね。
僕は起承転結が大好きです。
はじめ弱かった主人公が仲間を集めて、強大な敵に挑む姿は見ていて爽快ですね。アクション系のアニメによくある展開です。最後の最後に大技でボスをふっとばすシーンなんて、これを見るためにアニメを見ていたって気分になります。
ちょっとおかしいと思いませんか?
大技あるならはじめに出せよ!!
そう思う人は結構いるんじゃないでしょうか?
でも出さないんですよね。。。
僕はいつも思います。これって工数見積あるあるだと。
工数見積はだいたいが大技でボスを倒すはめになる。
アニメの主人公は基本的に、最後に大技を出します。大技を出すタイミングは敵味方お互いが一番体力的にやばいと思うタイミングです。
そんなときに大技を出して相手を倒す。なんで大技を最後に出すのか、僕は最後に出せるタイミングがあったという表現が正しいと思っています。
つまりは、それまでは出せるかわからなかった。相手の強さがわからず、大技を始めに出しても勝てないんじゃないたという思いがあったということです。
これは、見積もり不足ですよね!
見積もりは本来相手の強さがわからなければ行うことができません。相手の強さがわかっているから、どの技をどれくらい放てば敵に勝てるかがわかるわけです。ですが、アニメで出てくるような敵は強さがわかりません。それは、狙った強さの敵と戦わないからです。いつも必要に迫られて、自分より強いがどれくらい強いのかわからないような敵と戦うのです。
これは、ゲーム開発も同じです。
ゲームのようなエンタメ産業は新しいものを常に求めています。古いものも良いという人もいますが、古いものを今風にアレンジすると考えると、新しいことにその会社では挑戦していると言えるのです。なので、基本的に相手の力は最初はわかりません。
最初わからないということは、結局は相手が弱ってきたところで、最後の大技を出すのです。
まあ、その大技は徹夜残業ですね、、、はい。
徹夜残業が大技足り得るわけ
徹夜残業は基本的に、知的作業効率をすで、時間に割り振っていると考えることができます。基本的に効率的な作業はできませんし、知的作業なんてもっての外です。ですが、裏を返すと、考えなくてもできるようなことを行うにはとっておきの大技です。
そして、開発終盤は、ある程度その開発案件に対して知見が溜まってきてると考えることができます。設計なども終了しており、後は実装するだけです。つまりは、
考えてなくてもできて、時間を使うことでどんどんとものが完成していく大技なのです。