時代に翻弄されるエンジニアのブログ

ゲームプログラマをやっています。仕事やゲームや趣味に関してつらつら書きたいと思います。

ゲーム企画を始める時にはじめに考える3つのこと

こんにちは。

今回は、ゲームを企画するときに僕がよく行っていることを解説したいと思います。
なおこれは、以下の本からの受け売りになります。

対象読者

  • ゲームを企画したいけど、何から決めたらいいかわからない
  • チームで企画することになったけど、進め方がわからない
  • ゲームの考えがありすぎてまとまらない

初めに考える事

端的に言うと、はじめに考えることは、ゲームの「テーマ」「コンセプト」「システム」です。

テーマ

テーマとは、そのゲームで表現したいぼんやりとした全体的なものです。

例えば、「はしる」「氷」「空」「飛ぶ」「踏みつける」などです。

ぼんやりとしたものなので、自分が作りたいものをイメージするとよいうと思います。

また、対象がきっちり決まっている場合は、その方に届けたいイメージを決めます。

コンセプト

コンセプトとは、遊んでくれる人が感じる感情です。

例えば、「素早く駆け抜けたときの爽快感」、「努力して高く飛べたときの達成感」などです。

ゲームで一番遊んでくれる人が楽しいと感じてくれる場面を思い浮かべると良いと思います。

システム

システムはコンセプトを再現するための具体施策となります。

例えば、コンセプトが「素早く駆け抜けたときの爽快感」ならば、「キャラクタが障害物に当たらない間は高速に移動し続けるシステム」、「高速であれば有るほど周りの動きが遅くなる」などなどです。

忘れてはいけないことは、コンセプトがぶれないことです。そのために、コンセプトでしっかりと楽しさを決める必要があります。

次にすること

システムまで決めると、もうゲームが完成したようなものです。

骨組みが完成しているので、あとは肉付けをしていくだけです。

こんなステージ、ストーリー、キャラクターがいい!などです。

しかし、一つ忘れてはいけないことがあります。

それは、はじめに決めた、テーマ、コンセプト、システムを曲げないことです。

これに注意して楽しいゲーム開発を行ってください。