時代に翻弄されるエンジニアのブログ

ゲームプログラマをやっています。仕事やゲームや趣味に関してつらつら書きたいと思います。

ゲームエンジニアが個人開発をする上で壁にぶつかること

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こんにちは、タクという名前でブログを書いています。

ゲームエンジニアとして仕事をしていて、個人制作のゲームを作成していますが、よく壁にぶつかっています。今日はどんな壁にぶつかっていてどんなアクションを取るべきなのか考えてみたいと思います。
※現在壁にぶつかっている最中なので心の整理のつもりで書いています。

僕がぶつかった壁は以下3つです。

絵を描くことができない

デザインと言っても色々あります。2D ゲームなら、ドット絵やキャラクタの立ち絵、UIなど、3D ゲームなら 3D のモデルやアニメーションなどなどになります。これらのデザインは会社でゲームを作る場合は基本的にデザイナの専門になります。エンジニアがデザインを担当する領域はシェーダなどを用いたプログラマブルな絵作りとなります。

あたりまえのことですが、エンジニアがゲームを作る際にもデザインを行う必要があります。しかし、普段からデザインをしていないため、エンジニアの作るデザインは面白みもなく、統一感のない平坦なものになることがほとんどです。絵を売りにしたゲームを作ろうとしてもエンジニアだけでは失敗します。

そのため、デザインを外注するか、幾何学模様など簡単な絵を使ってできるゲームにするなどある程度絵の経験がなくても成り立つようなゲームを作る必要があります。ここに気づかずに自分で絵を加工として学習コストをかけるのは愚かですが楽しいので簡単に沼にハマってしまいます。

レベルデザイン

レベルデザインはアクションゲームでいうと各マップの配置、RPGゲームで言うと敵の強さなどです。会社でゲームを作る場合は、レベルデザイン専門の企画がチームに数名いてエンジニアの作成したエディターを使用してレベルデザインを行っています。

基本的にエンジニアはロジックを作るのは好きですが、それを使うのに関しては好きではありません。僕も例に違わずそうなのですが、理由は地道な作業になるからです。配置をしてはくり返し遊んで調整する。これの繰り返しです。効率化が好きなエンジニアにとっては地獄なようなものです。

レベルデザインは好き嫌いが分かれるので、レベルデザインよりもロジックを重視したいエンジニアはロジックが面白いゲームを作るべきです。例えばMinecraftのような箱庭ゲームだとか、通信対戦を主体としたゲームです。これらのゲームはユーザーが好きなように遊んでくれるのでこちらから用意する必要はあまりありません。

マーケティング

マーケティングSNSでの作成したゲームの宣伝や、宣伝用のムービー作成、宣伝用のイラスト作成など、パブリッシュする際も諸々です。会社でゲームを作る際にはパブリッシャーの会社がディベロッパーの会社に制作をいらすることも多くあるくらい、専門性が別れています。そのため、ディベロッパーがゲームを作ってもマーケティングの知識がなく誰にも遊んでもらえない自体が発生します。

その場合は、パブリッシャーの会社を見つけたり、友達にやってもらってレビューの評価を頼んだり、作成している過程をSNSなどにアップしてファンを作るなど工夫する必要があります。自信を持って出せるゲームなのだとしたら有名なインフルエンサーにレビューを依頼することで大きくダウンロード数を上げることもできますが、パブリッシャーに頼むのが良いと思います。